***

「かがみさん、だったんですか」


「しってたの?」

「はい、よく……みるので」


「じゃあ、もしかして……」



「すみません、推しではないです」


満面の笑みで答えると、不服そうな顔をされた。


「最悪」




「……でさ、いつから担当できる?」


「いつ、ですか……


ちょっと待ってくださいね」




「今回のこの依頼が終わったら、一通り片付けられるので、一ヶ月後からなら」


「わかった」