「おーう、まじか」


「で、どうなの?引き受ける?引き受けない?」


真顔で下から覗き込んでくる。




うむ、


「お断りさせていただきます」



「おっけ、学校に報告しておく」



「よろこんで!やらせていただきます!!!!!!!!」



こうしてわたしは“専属絵師”という立場を手に入れた。



無理矢理に、

手に入れさせられた。