『雪の降り続く場所から』

そう言えばそうだったな
久しぶりの帰郷で緩む眉

灯火に見えた故郷はまだ
光ほとばしる煌めきの様

愚かにも努力をしながら
生まれ故郷には錦と帰り

喜びも悲しみもこの街に
置いていこうとまた決め

初めからそう思って上京
君を残したままの再会で
残す言葉もいずれの涙に