「ただいま」

もっと私に意識を向けて
余りにも急な坂道の会話

ゴロッと落とした果物の音に夢中になる
しゃがみ方と立ち姿は似ている気がして

姿勢が良い人に褒められる
思わず凛とするグラス越しの影

本当は頭ごなしに君に向けて
発信すれば良かったのかな

新しくなっていく耳飾りと言葉に
悪くいう訳でもなく褒め称える事でもない

桜並木がよく似合う二人だから

明日も十字路渡った先で落ち合おう
桜吹雪がまた君を踊らせるかもしれない

一つ手に取りまた離した
春めいていくお日様へ

僕の気持ちが探している
落ちていく果物が君を走らせる

リクエスト内容はラブポエム2です。

君がいた事を懐かしく思う。