「燻り」


春は何か無いか期待してしまう
少しだけ閉ざされた雪道の感情

果てしなく白一色に染まった大地に
何も感じなくなったかな

君と道を別にしたのは
今までよりもう少し自分を好きになったから

去年より遥かに寒くなり
数年に一度の焦りを感じている

取り残される雪と上手くまとめられた
世界の縮図みたいな交差点に何も浮かばない

寂しいって言わないように
そんなことで低くなってしまった
幸せのありかを守っている

また愚痴を言いながらも友達は
確かな道を歩いていて
僕なんて卑屈になりながらたまに泣いて
精神衛生を整えている

秋の紅葉が最後の彩り
君と上手く歩けなかった
続きの道を今度は一人で歩いていく

時が全てを解決するって最後に言っていたけれど
君の見ていた逆側の景色は見ないまま
別の道に進みだすよ



リクエストありがとうございました。⁠◕⁠‿⁠◕⁠。

リクエスト内容は、別れ 友情 冬が開ける兆しです。

我が家の周辺も冬が開け始めて、人や草木が目覚めるそんな季節です。
様々な季節がある中で、どのような季節が好きですか?

私は、まだわかりませんwww