「誰だあれ?」

僕には夢がある
そう言って飛び出した海岸通りにて
独り言のような決意を叫んだ

街一番のあいつは一歩先をいくようで
勝手に好敵手に仕立て上げた

負けられないけど勝ちたくない
だったら違う道をお互い進めばいい

何度だって持てる夢
その証拠が今見てる終わらない波音

僕が見ていない時だって海は動き
沈む夕日にやる気を見出した

生きる意味に迷うときも
考える間もなく次の日へ
命題が考えるのをやめさせ
少しだけくだらない事に文句を
付けるようになっていった今

情熱って何だろうと考えてる
勝手に好敵手に仕立てた人が
同じ夕日を睨んでいた

声をかけずにこの勝負を受けて立つ
夢って言うと馬鹿にされ現実って言われる

分かってくれる人を好きになり
頑張ることで救われていった

カッコつけたいじゃん

想像と遥かかけ離れた夢の途中
だからあの時の好敵手達は
鋭い眼光で未来を覗いていたんだ

今度は僕の番だ
あの時の好敵手に会える気がした

リクエストありがとうございました⁠。⁠◕⁠‿⁠◕⁠。


リクエスト内容は海と情熱。
海を見ると何故か、安心して進もうと思えるんだ。かつてのライバルは今では友情が芽生え、叶わなくても笑って迎え入れてくれる。