「僕の旅〜晴れの日にしか行かないよ〜」


黄金に輝く大麦畑に太陽が燦々と降り注ぐ

何時だって大丈夫さ

心の中で見つめた応援歌

もう少しでお昼ご飯なのに
何時までだってこの風景と共にしたい

おでこに置いた手が昔よりも重くなったのは
今までよりも持つべきものが増えたから

瞬きで変わる気持ち吹く風にも意味を持たせた

あの時よりも感情が深くなり
刻一刻と過ぎていく青空の影が物語る

夕日が約束をさせたがる

ギターを背負って今日も街に囁いた
そっと歌った応援歌

何時だって大丈夫さ

少しだけ寂れた街が匂わすグルメに
移ろう気持ちが誘う同志のソワソワした感じ

たまに来てくれる人だろう
あんたの歌がこの街の灯火

鼻をすすって聞く心地良い方言に
音よりも先にお腹が鳴った

来るときよりもぐっと寄り添える帰り道に
ギターケースが誇らしく軋む音を奏でた

らしくもなくゆっくりと歩きながらも
僕を呼び止める声にそっぽを向いて
ありがとうございます

何時だって大丈夫さ

思うにこのお店の香りが鳴らした
純粋なお腹の音が一番自分らしく

ここだけで良いかなって思いながらも
もう一軒と想像が巡る

計画なんて真っ平ごめんだから
駆け巡るは何時もの速度で想像力を創造した

明日の事を思うと急に面倒な事が押し寄せる

いらっしゃい

さっきよりも優しい方言に
何時もよりも沢山したくなる欲張りな右手

お品書きの文字が消えかかっていた

懐かしいコップを見てると色々とな

リクエストありがとうございました。
内容は、
大空 駆ける 灯火 夜に独り言。

うまくなったかな?

指先悴む春待ちの季節に、はっとして思い出した三寒四温。
油断させた昨日の温風が、遠くに行こうってせがむんだ。

うまくなったよね?