「愛の影〜故郷に置いてきたよ〜」

私の場所まで伝うこの電圧に
シュッと引き締まった気持ちにさせる
久しぶりの笑顔達
横のスクロールが上手くなったって
後で見せびらかさなきゃ

情報では変わってても一目見たらあの頃のまま
私は成長を見せに行けるんだろうか

この瞬間に気持ちが緩んでいく

開放される車内の圧迫感より
君の笑顔に釣られたんぞお殿

仕事から開放される一瞬の君

滅気ている顔もあの頃のまま
何時だって君は必死な顔をして
僕だけを困らせていた

今日だって私の自虐ネタが滑ってなんて
愚痴れる本日の故郷(ここ)
冬には帰らないなんて言って昔より減った雪

うわ言の様な話し方
久しぶりのお国言葉

それより深い雪を願うことにしない?
絵馬に書かれた人一倍元気な雪だるまの横
バランスの取れないシルエットに笑ってくれた



二人の時間は帰りの切符の話まで

本当に僕達は遠距離恋愛の途中なのだろうか
ほとんどの時間繋がれる電話にお辞儀しない

そういう所がタイプ何だろうと頭の中で
出来ていく君の笑顔と未来の想像旅行中

まるで雪だるまの純白は未来を確定させる
ウェディングドレスの様だなって思ってる

今はただ白けたこの板のないスキー場の様に
僕だけは笑わずに君が仕事に帰るまでの数日
一世一代のアプローチを賭けるんだ🍀


「信頼のある風へ〜僕から君へ〜」



遥かなる大地へ手紙を書いている
着いていくものあれば追われるものありけり

何だろうこのオススメの恋愛術は
君が最近占いってのに目覚めてから届く
意味不明な文章にため息よりも
ダイヤルに手が伸びる

タッチの差で君からの電話になってしまって
電話代ゴメンねなんてまるで学生の気分だね

スクロールで世界が小さくなるお誘いも
変な文章かな
どれどれ

君が私を誘うと君と私は
天使さんに祝福されるよ

噛み噛みな宛名以外読めないけれど
自分なりのスタイルでお返事を打ちます

天使様が運んでくる愛に二人は祝福されますと
全然違う意味だからその占いごっこを辞めて
本当の占い師に占ってもらおう

そう言うと君はまた照れた振りをして
へんてこな文章になってしまうんだね

こんな似合ってても二人を祝福するのは
仲間だっていうこと証明したいなどうぞ

返信なし

就寝は秘密の時間

おはようは僕が先かな

おはようのお手紙送信っと

手紙が届いた朝には歯磨きしながら
喉を通らない食事を無理やりセットして
最後の神頼みで天使様が微笑みますよう

僕達はこうやって今だって笑い合って
君の言う黒歴史は水に流して歴史となり

そういったデザインを引っさげながら
君を笑わせる役目を率先して行ってる

君はただ安心感の保証されている
二人住む街に帰ってくるだけでいい

おかえりもう寝るから
夜ご飯勝手に食べててね

字余り-1点
それは無理🍀