「風にも負けるな」

君が喜んでくれたあの映画にも似た
そんな日々も懐かしく思う

人恋しい冬には何時もよりも優しく
切っても切れない絆にわざと槍を投げた

嫉妬しては駄目だと花言葉が教えてくれて
敢えて君に黄色い薔薇を持たせたね

華やかな未来もあることを教えてくれたね
情熱は何時だって僕達から始まり

勝手な言い訳をして諦めていった
ところ変われば季節と風も変わる

そうだよね
今日の風は今日で終わりにして
いつの間にか夕日に苛まれた今を伝う星

「夕日に涙〜Another Day〜」

ようようと出て行った旅の始まりの日
情けない思いは駄目だと何時もよりも
ゴマをすったっけな

アナウンスまでは一緒に聞いたけれど
この春から一人で桜の花びらも拾うよね

急に不安になる子育ての窓際

もう少しで始まる反発にも同情を
分かってるからお土産じゃなくて

あなたの好きなものを買ってきなさい
最近急に年老いた気持ちになる

この夕日に零した気持ちは
いつか君にもわかる気持ちだよ
だからかな今はへんてこりんな涙だって
私から出た何かだったよ

あれから私も変われたのかな
そう聞いてくれたから溢れる涙