「落ち葉の光を浴びる君」

ねえ君って夢は何
君に一度は聞いてみたいこと口癖になっていた
いろんな事を言われる人だけど
僕にはそういうのは分からないんだ

考えて話そうか出たところで勝負か
本当は勝手に話す仲間になりたいな

色々言われる中でどうしても許せない一言
掴みどこの無いやつと言われている事

だったら僕がまず僕
誰かに背中を押された振りをして
君にぶつかってみた
思わず謝りたくなる綺麗な落ち葉に
筆を落としてごめんなさい

きっかけなんてなんでもよかったんだ
だけど掴みどころのない人なんて居ないんだよ
それを証明したくて

頭いっぱいに溢れる感情頬にヒヤリ
初めての感触に大きく仰け反り

紅葉色を付けられた

周りには笑われたけれど
学校で一番先に貴方とのお揃いのペイントを貰った

二人の頬に光る星は落ちている紅葉その物でした
君の書いた紅葉を皆に見せびらかす僕こそが
本物の秋の落ち葉
悪口なんて気にせずに君の筆で世界に終わらぬ紅葉を
大好きな紅葉を見せてくれ