あれ?
私が目を覚ますとそこは見たことも無いところだった。私がアタフタしていると、
「あっ、起きた?大丈夫??」と遥斗が言ってきた。
「う、うん大丈夫だよ…
けど、ここってどこなの?」と尋ねると、
「俺にもよく分からないんだ…
ごめんね真緒ちゃん…」
「いやいや、遥斗が気にすることじゃないから…」と2人でアタフタしているとそこに1人の女の子が現れた。
「やっと来てくれたのね💕
ありがとう。パパ、ママ!」
「えっ?」私と遥斗は思わずそんな声が出た。
えっ?私がお母さん?なんで?
そんな事を思っていると遥斗が、
「えっ、俺真央ちゃんと結婚できるの?マジで?」
と遥斗は嬉しそうにしている。
けど、私はちょっと複雑だった。
私には、遥斗と同じ学年に好きな人がいる。
私がずっと黙っていると、
「真緒ちゃんどうしたの?」
と遥斗が言ってきた、
「べ、別に。」
と言うと遥斗が、
「それならいいんだけど…
真緒ちゃん顔が真っ青だよ。」
「そ、そんな事ない。」
私がアタフタしていると、私の事をママだと言っていたこが話しかけてきた。
「うーん、実際には私の親は真緒ちゃんだけかな。」
といったその子に遥斗は
「えっ?て事は真緒ちゃんは俺意外と結婚するって事?そんなの嫌だよ。ねぇ、真緒ちゃん好きな人いないよね?」
そう言われて私は口を紡いだ。