私はごく普通の高校1年生の花乃真緒。私には同じ高校に通う、高校2年生の幼なじみ琉生遥斗がいる。私達は、親が知り合い同士で小さい時から一緒に遊んでいた。私も遥斗も一人っ子なので、遊ぶ時はいつも2人だった。私が、小学六年生の時(遥斗は中学一年生)、クラスの女子にいじめられていたんだけど、遥斗がその子達に怒ってくれて、虐められることはなくなった。いわば、遥斗は私の大好きな人なんだ!(恋愛感情は無いけど)遥斗と高校が一緒なのも、私が遥斗の行っている私立青羽高校を受けて受かったからなんだよね!
そんなこんなで、私は小さい時から遥斗の背中を追いかけている。小さい時から弱虫の私を遥斗は救ってくれたから。次は私が遥斗になにかあった時は私が救う…。そんな事を考えながら歩いていると遥斗が私に声をかけた。
「ねぇ、真緒何考えてるの?」
そう笑い混じりに話しかけてきた遥斗。私も、
「何でもないよ!」と笑い混じりに話す。すると遥斗が
「絶対そんなことないじゃん!
も〜教えてよ〜!教えてくれないと俺拗ねるよ!」と顔を膨らませながら私に話しかける。
その顔を見て私は思わず笑ってしまった。すると、遥斗が
「何笑ってんだよ!
まぁいいや!早く帰ろ!」
と言ってきたので私も、
「うん!」といった、すると突然私たちの前に光が押し寄せてきた。
「えっ?」突然のことに驚いていると遥斗が、「真緒ちゃん大丈夫?」
と私に話しかけてきた。だが、そこで私の意識は途絶えた。