「え?石橋のところに何かいるんですか…?」
僕と橘の会話を聞いてつーちゃんが質問をする。
「あー…。昨日、ここに来た時に石橋の上に和服の女性のイメージが見えたんだけど、消えてしまったんだよ。今、橘が言ったように僕は幽霊を見るのではなくて、、、」
僕が見えるイメージが世間一般の幽霊とは少し違う感覚ということ、そして、石橋の上で見たものと今までとは見え方が違ったことをつーちゃんと彼女のお父さんに説明をした。
「父とも話をしていたんですが…。もともと、この神社には悪霊が祀られています。きちんと悪さをしないように封印されているという言い伝えがあるんですが、村のホームページにこの神社の由来となる悪霊の話を載せたとたん、心霊スポットとしてSNSで紹介されるようになってしまって…。そのあたりから和服姿の女の幽霊が出るという噂が広がってしまって…。今では週末になると若い人たちが夜中に肝試しとして集まるようになって困っていたんです。おーすけ君のその特技で和服の女性を何とか出来たりしませんか??」
つーちゃんが真剣な顔で聞いてきた。
「僕、そこにあるイメージを自分が見えないようにはやったことあるんですが…。説明した通り、今までとは違うパターンなので…。というか、神社なんですから、お父様、宮司さんがお祓いをすればよいのでは?」
言葉の終わりにつーちゃんのお父さんの方をチラッと見る。
「それがですね…。私は婿養子でして…。とりあえずは宮司として仕事をしておりますが、霊感もありませんし、何度か見よう見まねでやってみたのですが、あまり効果がありませんで…。」
つーちゃんのお父さんが居心地が悪そうに言った。
「せっかくの椿さんからのお願いなんだから、できるだけのことはやってみたらどうだ??」
橘がけしかけてくる。
「その和服の女性というのは、この神社に祀られている悪霊なんでしょうか?」
つーちゃんのお父さんからこの神社の由来などを詳しく聞いた。
そして、つーちゃんがおばあさんから教えてもらった、公にしていないが伝承にまつわるわらべ歌も教えてくれた。
僕と橘の会話を聞いてつーちゃんが質問をする。
「あー…。昨日、ここに来た時に石橋の上に和服の女性のイメージが見えたんだけど、消えてしまったんだよ。今、橘が言ったように僕は幽霊を見るのではなくて、、、」
僕が見えるイメージが世間一般の幽霊とは少し違う感覚ということ、そして、石橋の上で見たものと今までとは見え方が違ったことをつーちゃんと彼女のお父さんに説明をした。
「父とも話をしていたんですが…。もともと、この神社には悪霊が祀られています。きちんと悪さをしないように封印されているという言い伝えがあるんですが、村のホームページにこの神社の由来となる悪霊の話を載せたとたん、心霊スポットとしてSNSで紹介されるようになってしまって…。そのあたりから和服姿の女の幽霊が出るという噂が広がってしまって…。今では週末になると若い人たちが夜中に肝試しとして集まるようになって困っていたんです。おーすけ君のその特技で和服の女性を何とか出来たりしませんか??」
つーちゃんが真剣な顔で聞いてきた。
「僕、そこにあるイメージを自分が見えないようにはやったことあるんですが…。説明した通り、今までとは違うパターンなので…。というか、神社なんですから、お父様、宮司さんがお祓いをすればよいのでは?」
言葉の終わりにつーちゃんのお父さんの方をチラッと見る。
「それがですね…。私は婿養子でして…。とりあえずは宮司として仕事をしておりますが、霊感もありませんし、何度か見よう見まねでやってみたのですが、あまり効果がありませんで…。」
つーちゃんのお父さんが居心地が悪そうに言った。
「せっかくの椿さんからのお願いなんだから、できるだけのことはやってみたらどうだ??」
橘がけしかけてくる。
「その和服の女性というのは、この神社に祀られている悪霊なんでしょうか?」
つーちゃんのお父さんからこの神社の由来などを詳しく聞いた。
そして、つーちゃんがおばあさんから教えてもらった、公にしていないが伝承にまつわるわらべ歌も教えてくれた。



