朔良「あの二人なら、どんなことでも乗り切れるよね?必ず・・・恵美があんなにボロボロだったのに私の力じゃ無理だったから・・・私なんて恵美にとって必要なのかな?それとも、恵美にとっていらない存在?後で聞こうか悩む・・・だって、あんなに元気になったのだもん・・・ウジウジしてても、意味ないからやっぱり聞こう!どんな関係になってもへこまないようにしないとね!多少それが崩れたとしても!」
ご飯作ってから30分後
恵美「朔良、お寿司できたよ?綺羅のはめちゃくちゃだけど・・・」
朔良「ありがとう!まぁ、恵美に比べたら綺羅はド素人当然だよ?」
恵美「確かにそうかも・・・」
綺羅「崩れてて悪かったな?恵美の嫌いなわさび大量に入れようか?」
恵美「ごめんなさい・・・入れないでください。」
綺羅「分かれば宜しい!そして、朔良は恵美に何か言いたそうだな?」((作った寿司をテーブルに置く
朔良「何もないよ?」
綺羅「何年、朔良の執事をしてると思ってる?俺の勘は鋭いから直ぐ分かる。で、何を悩んでるんだ?どうせ、朔良の事だ。俺が恵美に付いてるから必要無いとか考えてるんじゃない?どう、当たりだろう?必要ないと言われれば関係が壊れても我慢するとか、そんなことだろう?」
恵美「そうなの?朔良・・・」
朔良「そうよ・・・恵美があんなにボロボロだったのに私の力じゃ無理だったから・・・私なんて恵美にとって必要なのかな?それとも、恵美にとっていらない存在?と思ってる。それで関係が壊れたとしてもウジウジしないって決めたの!」
恵美「朔良、よく聞いて?確かに、綺羅が助けてくれなきゃ、ずっとボロボロだったかもしれない。でもね?だからって、友達をないがしろにしたりしない!だから、朔良とはずっと友達でいる!分かった?朔良。」
朔良「ありがとう・・・恵美。一人で悩んでた私がバカだった。」
恵美「それに、朔良も助けてくれたでしょ?綺羅だけじゃないんだからね?」
朔良「恵美・・・ありがとう!」
恵美「助けてもらったからお礼言うのは私だよ?朔良、綺羅ありがとう!生きててよかったよ?こうして綺羅にも朔良にも会えたからさ!」
綺羅「話が終わったことだし、寿司食べるか!」
🐟(マグロ)
朔良「美味しそうね?これ、マグロじゃん!私、マグロ好きなの!恵美、綺羅ありがとう!元気出た!」((美味しそうに食べる
綺羅「恵美に感謝しろよ?」
恵美「感謝なんてされるほどじゃないよ?下手だし・・・」
朔良「美味しい!下手じゃない!店出せるくらいのレベルだよ?」
恵美「ありがとう!嬉しいよ?」
綺羅「上手い!」((勝手に食べ始めてる
朔良「綺羅、勝手に食べないで!」
綺羅「朔良だって勝手に食べてただろう!」
恵美「ほかの寿司もあるからケンカしないで?」
朔良「マジで?!」((飛びつく
恵美「飛びつかれたら、お寿司落ちるよ」((バランスを崩しそうになる前に綺羅がお皿を恵美から取り上げる
綺羅「朔良危ないから・・・」((テーブルの上に置く
朔良「はーい・・・って寿司!!」((恵美から離れる
恵美「ヤバイ倒れる・・・」((綺羅が支えになる
綺羅「朔良は本当にあぶねーよ。恵美が倒れたらどうする気だった?」((恵美の態勢を整える
恵美「綺羅、ありがとう」
朔良「どうせ、恵美を支えると思ってたし?綺羅がね?」
綺羅「本当に人任せだよな朔良は・・・」
朔良「現に支えたじゃない?問題なし」
綺羅「朔良お前なぁ・・・」
恵美「助けてもらったから、あんまり朔良に言わないであげて?綺羅もキツク言われたら嫌でしょ?」
綺羅「本当に恵美はお人よしだな。まぁ、そこが可愛いんだけどな。」
朔良「何惚気てるの?私が全部食べちゃうよ?」
綺羅「それは、ふざけるな。俺も食べる!恵美も食べようぜ?」
恵美「うん!」((食べ始める
綺羅「久しぶりに作った自分の寿司はどうだ?美味しいか?」
恵美「皆と食べてるから美味しいよ?今まで一人だったし・・・」
朔良「今まで気づけなくてごめんね?これからは綺羅も私もいるからね?」
綺羅「そうだぞ。一人にしないから安心しろ!それも、明日から新居に住むんだしさ。だから気にすることなんてないんだぞ?」
恵美「二人ともありがとう!一人が今まで当たり前だったけどお父さんが綺羅と一緒に住んで良いっていいって言われた時ビックリだったしこんな私なんかって思ってたから・・・本当に嬉しかった。綺羅は嫌じゃなかったの?」
綺羅「嫌じゃねぇよ。むしろ嬉しかった。傍で見てられるし安心させてあげる事も出来るからって思ってめっちゃ嬉しかった。」
朔良「私だけのけ者扱いかい?お二人さんよ・・・私泣くよ?」
綺羅「のけ者にしてねぇよ」
恵美「朔良、綺羅が執事だった頃の話聞かせて?執事辞めた瞬間に口調が変わったからどんな執事だったのかなって思ってさ。朔良聞きたいんだけどいい?」
朔良「綺羅に聞いてごらん?答えなかったり嘘並べたら全部、私が話すけど?分かった?綺羅」
綺羅「俺が、執事だった頃の話は要らないだろう?恵美も聞こうとするな。分かった?」
朔良「このドケチが教えてくれないから私が教えてあげるよ!」
綺羅「誰がドケチだ!教えなくていい!今度俺が自分で話すから」
恵美「今知りたい。綺羅の生活を・・・ダメなの?」((上目遣い
綺羅「分かったから朔良から聞け。俺は口挟まないようにしとくから、但し嘘言われた時だけは訂正しに口挟むけどな。それでも良いなら朔良に聞くと良い。朔良それでも良いか?」
朔良「分かった。話す。恵美どんな事を話しても、ちゃんと聞ける?」
恵美「分かった。覚悟するから心の準備だけさせて?」
朔良「分かった。心の準備ができたら教えて?」
恵美「うん。」
5分後
恵美「準備できたよ?」
朔良「じゃ、話すね?」
恵美「うん。」
朔良「綺羅は、恵美が知らない間にって事で、私の家に来たのだけど・・・その理由が恵美と別れさせられるならって事で私の家で住み込みで、私の執事をやることになったの。まぁ、私の専属メイドや執事は居なかったから綺羅がなる事になったんだけど・・・最初のころは私の専属執事は嫌がってたのよ・・・何でか分かる?恵美」
恵美「何でって聞かれても・・・もしかして、私に関係ある?」
朔良「関係大有り!ある子の専属執事しかしないってずっと言っていたの・・・それが、恵美。貴方なの。だったら、その子の執事をやれば良いじゃんって言ったら、綺羅はまだ、専属にはなってはダメだから我慢して私の執事になりますって言ったの。でも、罪悪感はあったと思う。それでも恵美のために我慢したんだと思う。綺羅は・・・」
恵美「そうなの?綺羅。」
綺羅「そうだよ。恵美にいつか仕える執事じゃないと意味ないだろう?そのために朔良に仕えた。でも、恵美のことは一度も忘れた事なんて無かったし、正直言って、朔良に仕えたくなかったから最初は、朔良に理由も話さなかった・・・朔良に理由聞かれた時はずっと噓を貫いてきたけど、ある日朔良がめっちゃ可愛い子で男子からも人気があって、でもどこか闇がある子なんだって聞かされて相談に乗っていたら恵美だってことが分かったんだよね。助けたくても、俺は会いに行けないから朔良経由で探りとかを入れてたら一度は拒否られて困ったけどな?」
恵美「私が拒否った?」
朔良「私が、宮野崎綺羅を知ってるって教えた時、恵美は綺羅に迷惑が掛かるからって拒否る反応したでしょ?その事。」
恵美「だって、本音は嬉しかったでも私のせいで離れたんだって分かった時綺羅が会いたいと思う日まで待とうと思ったの・・・ごめんなさい。」
綺羅「責めたいんじゃないんだ。俺がもっと良いアドバイスできてたら恵美は朔良に早く相談できたのにって後悔してるんだ俺は・・・」
恵美「後悔してももう、遅いじゃん?だから、今を考えよう?」
綺羅「そうだよな!」
朔良「私が何度言っても無理だったのに恵美は凄いよ!」
恵美「そうでもないよ?普通だよ?」
朔良「恵美の普通が綺羅を元気づけるんだね」
恵美「元気づけてる気はないよ?ね?綺羅」
綺羅「元気づけられてるんだけどね?恵美は鈍感だから気づいてないだけだよ」
恵美「鈍感じゃないもん・・・」
朔良「痴話喧嘩しなくていいから」
綺羅「恵美を守るために行動してたけどそれがマイナス方向に進んでたってことだな・・・」
恵美「綺羅、私なんかの為にありがとう!」
綺羅「もう、私なんかっていうのは禁止な?」
恵美「でも・・・」
綺羅「でも、も禁止!但し、必要な時だけOKな?」
恵美「分かった!でも、綺羅に必要なことは手伝うからね?」
綺羅「恵美の会社で働くから忙しくはなるけど大丈夫だと思うが協力を頼むかもしれない・・・それでも良いのか?」
恵美「全然いいよ?私も会社の事詳しく知りたいし?」
朔良「私にも協力させて?恵美、一人じゃまた潰れても困るし?だから、協力させてもらうわ!」
綺羅「そろそろ時間も時間だし寝る準備するか?」
朔良「私はまだ起きてたい!恵美もだよね?」
恵美「私は、そろそろ寝たいかな・・・」
朔良「何でよ?まだまだこれからなんだよ?夜のお楽しみは・・・」
綺羅「朔良はいつも寝るのが遅いから遅刻しそうになるんだろう?たまには、早く寝たらどうなんだ!恵美を見習えよ・・・」
朔良「恵美が可愛いからって恵美の味方になって今まで私の執事してた時は、夜遊びとかして癖に酷くない?」
綺羅「何の事だろうなぁ?」
朔良「全部暴露するよ?それで、恵美に嫌われても知らないんだから!」
恵美「まだ、話すことあるの?」((不思議そうに二人を見つめる
朔良「まだまだ、あるよ?聞きたい?」
恵美「知りたい!!」
綺羅「聞かなくて良いし、知らなくて良い」
恵美「綺羅の事は何でも知りたいの!!」
綺羅「分かった話すから・・・」
朔良「本当、恵美には甘いんだから・・・」
綺羅「何から聞きたいんだ?」
恵美「夜遊びってどういう事?ちゃんと説明して?」
綺羅「朔良が寝付けない時は、俺の友達の家に行ったり夜道を散歩したりして来たんだよ」
朔良「たまに、喧嘩売られては買ってをやってきたんだよ」
恵美「じゃ、二人は喧嘩もできる、お嬢様と執事だったってこと?それならズルい!!私もやりたい!!」
朔良「やるものじゃないんだよ?恵美・・・」
綺羅「予想はしてたがな・・・こうなる事を」
朔良「こういう時どうしたら良いの?」
綺羅「連れてくしかないんだよな・・・じゃ、特別な?明日からは禁止だからな?分かった?」
恵美「うん!!」
綺羅「危ないから俺らから離れるなよ?それが条件な?」
朔良「私も行くの?めんどくさいよ・・・確かに喧嘩はできるけどさ・・・」
恵美「朔良も行こう!朔良ばっかズルいもん・・・」
朔良「分かった・・・行くから・・・」
綺羅「恵美がこんなハイテンションになるのって久しぶりに見たかも・・・」
朔良「そうなの?こんなテンションが?」
綺羅「あぁ・・・恵美は好奇心旺盛だからな」
朔良「そこは、綺羅に似てるね?」
恵美「そう?普通だと思う・・・」
綺羅「準備できたら行くぞ?」
恵美「はーい!」
朔良「はいはい・・・」
ご飯作ってから30分後
恵美「朔良、お寿司できたよ?綺羅のはめちゃくちゃだけど・・・」
朔良「ありがとう!まぁ、恵美に比べたら綺羅はド素人当然だよ?」
恵美「確かにそうかも・・・」
綺羅「崩れてて悪かったな?恵美の嫌いなわさび大量に入れようか?」
恵美「ごめんなさい・・・入れないでください。」
綺羅「分かれば宜しい!そして、朔良は恵美に何か言いたそうだな?」((作った寿司をテーブルに置く
朔良「何もないよ?」
綺羅「何年、朔良の執事をしてると思ってる?俺の勘は鋭いから直ぐ分かる。で、何を悩んでるんだ?どうせ、朔良の事だ。俺が恵美に付いてるから必要無いとか考えてるんじゃない?どう、当たりだろう?必要ないと言われれば関係が壊れても我慢するとか、そんなことだろう?」
恵美「そうなの?朔良・・・」
朔良「そうよ・・・恵美があんなにボロボロだったのに私の力じゃ無理だったから・・・私なんて恵美にとって必要なのかな?それとも、恵美にとっていらない存在?と思ってる。それで関係が壊れたとしてもウジウジしないって決めたの!」
恵美「朔良、よく聞いて?確かに、綺羅が助けてくれなきゃ、ずっとボロボロだったかもしれない。でもね?だからって、友達をないがしろにしたりしない!だから、朔良とはずっと友達でいる!分かった?朔良。」
朔良「ありがとう・・・恵美。一人で悩んでた私がバカだった。」
恵美「それに、朔良も助けてくれたでしょ?綺羅だけじゃないんだからね?」
朔良「恵美・・・ありがとう!」
恵美「助けてもらったからお礼言うのは私だよ?朔良、綺羅ありがとう!生きててよかったよ?こうして綺羅にも朔良にも会えたからさ!」
綺羅「話が終わったことだし、寿司食べるか!」
🐟(マグロ)
朔良「美味しそうね?これ、マグロじゃん!私、マグロ好きなの!恵美、綺羅ありがとう!元気出た!」((美味しそうに食べる
綺羅「恵美に感謝しろよ?」
恵美「感謝なんてされるほどじゃないよ?下手だし・・・」
朔良「美味しい!下手じゃない!店出せるくらいのレベルだよ?」
恵美「ありがとう!嬉しいよ?」
綺羅「上手い!」((勝手に食べ始めてる
朔良「綺羅、勝手に食べないで!」
綺羅「朔良だって勝手に食べてただろう!」
恵美「ほかの寿司もあるからケンカしないで?」
朔良「マジで?!」((飛びつく
恵美「飛びつかれたら、お寿司落ちるよ」((バランスを崩しそうになる前に綺羅がお皿を恵美から取り上げる
綺羅「朔良危ないから・・・」((テーブルの上に置く
朔良「はーい・・・って寿司!!」((恵美から離れる
恵美「ヤバイ倒れる・・・」((綺羅が支えになる
綺羅「朔良は本当にあぶねーよ。恵美が倒れたらどうする気だった?」((恵美の態勢を整える
恵美「綺羅、ありがとう」
朔良「どうせ、恵美を支えると思ってたし?綺羅がね?」
綺羅「本当に人任せだよな朔良は・・・」
朔良「現に支えたじゃない?問題なし」
綺羅「朔良お前なぁ・・・」
恵美「助けてもらったから、あんまり朔良に言わないであげて?綺羅もキツク言われたら嫌でしょ?」
綺羅「本当に恵美はお人よしだな。まぁ、そこが可愛いんだけどな。」
朔良「何惚気てるの?私が全部食べちゃうよ?」
綺羅「それは、ふざけるな。俺も食べる!恵美も食べようぜ?」
恵美「うん!」((食べ始める
綺羅「久しぶりに作った自分の寿司はどうだ?美味しいか?」
恵美「皆と食べてるから美味しいよ?今まで一人だったし・・・」
朔良「今まで気づけなくてごめんね?これからは綺羅も私もいるからね?」
綺羅「そうだぞ。一人にしないから安心しろ!それも、明日から新居に住むんだしさ。だから気にすることなんてないんだぞ?」
恵美「二人ともありがとう!一人が今まで当たり前だったけどお父さんが綺羅と一緒に住んで良いっていいって言われた時ビックリだったしこんな私なんかって思ってたから・・・本当に嬉しかった。綺羅は嫌じゃなかったの?」
綺羅「嫌じゃねぇよ。むしろ嬉しかった。傍で見てられるし安心させてあげる事も出来るからって思ってめっちゃ嬉しかった。」
朔良「私だけのけ者扱いかい?お二人さんよ・・・私泣くよ?」
綺羅「のけ者にしてねぇよ」
恵美「朔良、綺羅が執事だった頃の話聞かせて?執事辞めた瞬間に口調が変わったからどんな執事だったのかなって思ってさ。朔良聞きたいんだけどいい?」
朔良「綺羅に聞いてごらん?答えなかったり嘘並べたら全部、私が話すけど?分かった?綺羅」
綺羅「俺が、執事だった頃の話は要らないだろう?恵美も聞こうとするな。分かった?」
朔良「このドケチが教えてくれないから私が教えてあげるよ!」
綺羅「誰がドケチだ!教えなくていい!今度俺が自分で話すから」
恵美「今知りたい。綺羅の生活を・・・ダメなの?」((上目遣い
綺羅「分かったから朔良から聞け。俺は口挟まないようにしとくから、但し嘘言われた時だけは訂正しに口挟むけどな。それでも良いなら朔良に聞くと良い。朔良それでも良いか?」
朔良「分かった。話す。恵美どんな事を話しても、ちゃんと聞ける?」
恵美「分かった。覚悟するから心の準備だけさせて?」
朔良「分かった。心の準備ができたら教えて?」
恵美「うん。」
5分後
恵美「準備できたよ?」
朔良「じゃ、話すね?」
恵美「うん。」
朔良「綺羅は、恵美が知らない間にって事で、私の家に来たのだけど・・・その理由が恵美と別れさせられるならって事で私の家で住み込みで、私の執事をやることになったの。まぁ、私の専属メイドや執事は居なかったから綺羅がなる事になったんだけど・・・最初のころは私の専属執事は嫌がってたのよ・・・何でか分かる?恵美」
恵美「何でって聞かれても・・・もしかして、私に関係ある?」
朔良「関係大有り!ある子の専属執事しかしないってずっと言っていたの・・・それが、恵美。貴方なの。だったら、その子の執事をやれば良いじゃんって言ったら、綺羅はまだ、専属にはなってはダメだから我慢して私の執事になりますって言ったの。でも、罪悪感はあったと思う。それでも恵美のために我慢したんだと思う。綺羅は・・・」
恵美「そうなの?綺羅。」
綺羅「そうだよ。恵美にいつか仕える執事じゃないと意味ないだろう?そのために朔良に仕えた。でも、恵美のことは一度も忘れた事なんて無かったし、正直言って、朔良に仕えたくなかったから最初は、朔良に理由も話さなかった・・・朔良に理由聞かれた時はずっと噓を貫いてきたけど、ある日朔良がめっちゃ可愛い子で男子からも人気があって、でもどこか闇がある子なんだって聞かされて相談に乗っていたら恵美だってことが分かったんだよね。助けたくても、俺は会いに行けないから朔良経由で探りとかを入れてたら一度は拒否られて困ったけどな?」
恵美「私が拒否った?」
朔良「私が、宮野崎綺羅を知ってるって教えた時、恵美は綺羅に迷惑が掛かるからって拒否る反応したでしょ?その事。」
恵美「だって、本音は嬉しかったでも私のせいで離れたんだって分かった時綺羅が会いたいと思う日まで待とうと思ったの・・・ごめんなさい。」
綺羅「責めたいんじゃないんだ。俺がもっと良いアドバイスできてたら恵美は朔良に早く相談できたのにって後悔してるんだ俺は・・・」
恵美「後悔してももう、遅いじゃん?だから、今を考えよう?」
綺羅「そうだよな!」
朔良「私が何度言っても無理だったのに恵美は凄いよ!」
恵美「そうでもないよ?普通だよ?」
朔良「恵美の普通が綺羅を元気づけるんだね」
恵美「元気づけてる気はないよ?ね?綺羅」
綺羅「元気づけられてるんだけどね?恵美は鈍感だから気づいてないだけだよ」
恵美「鈍感じゃないもん・・・」
朔良「痴話喧嘩しなくていいから」
綺羅「恵美を守るために行動してたけどそれがマイナス方向に進んでたってことだな・・・」
恵美「綺羅、私なんかの為にありがとう!」
綺羅「もう、私なんかっていうのは禁止な?」
恵美「でも・・・」
綺羅「でも、も禁止!但し、必要な時だけOKな?」
恵美「分かった!でも、綺羅に必要なことは手伝うからね?」
綺羅「恵美の会社で働くから忙しくはなるけど大丈夫だと思うが協力を頼むかもしれない・・・それでも良いのか?」
恵美「全然いいよ?私も会社の事詳しく知りたいし?」
朔良「私にも協力させて?恵美、一人じゃまた潰れても困るし?だから、協力させてもらうわ!」
綺羅「そろそろ時間も時間だし寝る準備するか?」
朔良「私はまだ起きてたい!恵美もだよね?」
恵美「私は、そろそろ寝たいかな・・・」
朔良「何でよ?まだまだこれからなんだよ?夜のお楽しみは・・・」
綺羅「朔良はいつも寝るのが遅いから遅刻しそうになるんだろう?たまには、早く寝たらどうなんだ!恵美を見習えよ・・・」
朔良「恵美が可愛いからって恵美の味方になって今まで私の執事してた時は、夜遊びとかして癖に酷くない?」
綺羅「何の事だろうなぁ?」
朔良「全部暴露するよ?それで、恵美に嫌われても知らないんだから!」
恵美「まだ、話すことあるの?」((不思議そうに二人を見つめる
朔良「まだまだ、あるよ?聞きたい?」
恵美「知りたい!!」
綺羅「聞かなくて良いし、知らなくて良い」
恵美「綺羅の事は何でも知りたいの!!」
綺羅「分かった話すから・・・」
朔良「本当、恵美には甘いんだから・・・」
綺羅「何から聞きたいんだ?」
恵美「夜遊びってどういう事?ちゃんと説明して?」
綺羅「朔良が寝付けない時は、俺の友達の家に行ったり夜道を散歩したりして来たんだよ」
朔良「たまに、喧嘩売られては買ってをやってきたんだよ」
恵美「じゃ、二人は喧嘩もできる、お嬢様と執事だったってこと?それならズルい!!私もやりたい!!」
朔良「やるものじゃないんだよ?恵美・・・」
綺羅「予想はしてたがな・・・こうなる事を」
朔良「こういう時どうしたら良いの?」
綺羅「連れてくしかないんだよな・・・じゃ、特別な?明日からは禁止だからな?分かった?」
恵美「うん!!」
綺羅「危ないから俺らから離れるなよ?それが条件な?」
朔良「私も行くの?めんどくさいよ・・・確かに喧嘩はできるけどさ・・・」
恵美「朔良も行こう!朔良ばっかズルいもん・・・」
朔良「分かった・・・行くから・・・」
綺羅「恵美がこんなハイテンションになるのって久しぶりに見たかも・・・」
朔良「そうなの?こんなテンションが?」
綺羅「あぁ・・・恵美は好奇心旺盛だからな」
朔良「そこは、綺羅に似てるね?」
恵美「そう?普通だと思う・・・」
綺羅「準備できたら行くぞ?」
恵美「はーい!」
朔良「はいはい・・・」
