キミの言葉で、人生に光が灯りました。


授業中には、突っ伏して寝ている子もいれば、真面目にノートを取っている人。


わたしは、授業中には全然寝ないし、真面目に授業を受けているつもりだ。

せっかく公立の高校に入れたからね。


というのも、お兄ちゃんがすごくお金がかかるから、という理由でわたしには私立になんて行けなかったからなだけなんだけど。


お兄ちゃんは、支援が必要だからこの先もずっとわたしよりもお金がかかる。



「じゃ、ここの問題は……税所」



「はい」



先生は、だいぶ難しい問題を税所くんに投げかける。

まあ、難しい問題を出したくもなるだろう。


税所くんの成績はトップクラスなんだから、先生も信用しているんだな。


……はぁー、税所くんすごいなぁ。


わたしが税所くんみたいに、頭がよかったら、きっと少しはわたしも家族を支えて、お母さんの気をひけるのかなぁ。