-ギュッ…




急に大翔が抱きついてきた。




…誰もいないとはいえ…



「ちょっ…大翔…
 ここ…学校だよ…?」




「…ごめんな」




あたしの言葉を無視して、大翔がそう言った。




「……」




「言い訳に聞こえるかもだけど、聞いて?」




大翔が言った。



「…うん…」




「お前の誕プレ買いに行ってただけだから」




「-へ?」



誕プレ…?




なんで!?