-だけど…だけどっ…!!
山口さんに言われなきゃいけない必要性が分かんない!!
「ッ…あんたの方がっ…
絶対大翔に100％ッ…
絶対に不釣り合いだからッッ!!!」
マジギレしてしまったあたしは…
日本語がおかしい…。
「…はぁ??
何言ってるわけ?バ～カ♪
あんたと別れたら、
大翔はあたしを選ぶに決まってんじゃん」
-もしそうでも…
まだ分かんない…
まだ…あたしが大翔の彼女だもん…
さっき、大翔にキレたことを
後悔した。
もし、別れることになったらどうしよう…
なんて…頭をよぎって怖かったんだ。
