「…山口…さん??」




思わず顔が引きつる。




…何の用だろ??





「なっ…何??」




すると、山口さんが言った。




「話があるんだけど…
 ちょっといいかなぁ~??」





…よくないよ…




「ごめん、
 あたし、大翔とご飯食べるから…
 明日でいい??」



あたしが言うと、山口さんは大翔のもとに
駆け寄った。




「大翔ぉ~」





「ん、何??優奈」





…名前で呼ばないでよ…




って…何嫉妬してんの、あたし。




あたしは彼女なんだよ!?





幼馴染なんかより



超近い存在なんだから!!