―そんなある日のことだった…





「弁当食おうぜ」



大翔が言った。




「うん、いいよぉ~」




あたしがお弁当を持って


大翔のもとへ行こうとしたとき…




「あっ、夕衣ちゃんッッ」




後ろからいきなり名前を呼ばれた。




「-へッ…??」





振り向くとそこにいたのは―…