―そして、あたし達は集中治療室の中に案内された。




そこにいたのは…



体中をたくさんの機械で繋がれた大翔だった。





「…大翔…」




あたしは、思わずそう呟いた。




ねぇ大翔…なんで??





どうしてこんなことになっちゃったのかな?






大翔はあたしに出逢わなければ…





もしかして何かが変わったかもしれない…






あたしの目からは



とめどなく涙が流れた―…