初恋はヤンキーくんと





「じゃあ、俺用あるから★」



「えっ……」




中村君はそう言って、足早にその場を去って行った。




…あり得ない、あの人…。




なんなの!?



あたし達の間に、気まずい空気流れる。




「……えっと…今のは…
 昨日ね?田中さん達に呼び出されて…
 で、殴られそうになったの…。
 そしたら、中村君が助けてくれて…
 で、お礼に何かするよ?って言ったら
 中村君がキスしてきた…んだ…」




思わず言葉がしどろもどろになる、




だって…話を聞いてる大翔の目つきが怖いッ!




「…お前さ…
 お礼にキスするとか外国人かっ?!
 俺が勉強してるからって、
 すぐそんなことしやがって!!!」



はっ…はぁぁあぁ!!?!




なにキレてんの!?




てか、大翔が相手にしてくれなかったんじゃん!