―次の日…



―ピピピピピピピピピピピ…



携帯のアラームが、あたしを起こした。



【10:28】



今の時間は、10時半だった。





『待ってるから』




…いやなこと思い出しちゃったな―…




待たれても



あたしは行く気ないし…。






あたしは、そう自分に言い聞かせた。



だって





そうでもしないと…









また、気持ちが揺らいでしまうから…