「大翔ッッ!!」




あたしが大きい声で呼ぶと、大翔が驚いたような顔であたしを見た。





「おっ…おぉ…優奈、いたんだ…?」



「…いたよ…。
 ねぇ、大翔…。話があるから…ちょっと来て!」



「はぁ!?」




あたしは、無理やり大翔を中庭に連れて行った。





大翔が好き…




この想いは届きますか?