「…なんで?」
「……あたし…
大翔のこと好きなんだぁ…」
優奈ちゃんが言う。
…知ってるよ!と心でツッコミながら、あたしは話を続ける。
「…で…?」
「…それも…
夕衣ちゃんが大翔を好きになる
何年も前から!!!」
「―ッ…」
「………ずっと、
自分が大翔に1番近いって思ってた。
大翔の彼女はあたししかいないって…
そう思ってたよ!!!」
優奈ちゃんの目には、涙がたまっていた。
…本気で、大翔のこと好きなんだ…。
「だけど…
アメリカ留学が決まって…
大翔は止めてくれなかった。
その時点で…あたしのことなんて
なんとも思ってないって…
ちゃんと…分かってたよ…」
…優奈ちゃん…

