結局ついて来やがった…。 あたしは、1mほど後ろを歩いてる お父さんを思いっきり睨みつける。 だけど、お父さんはニコニコ。 …恋くらい、自由にさせてくれればいいのに… ―その時… 「夕衣、おはよ~♪」 「あっ…愛華!!」 よかったぁ~~~~!! 「………?」 お父さんを見て、首を傾げる愛華。 そりゃ、不思議だよね。 分かるよ、うん…。