「…で、何??
 えっと…いつものカフェ・オレ~~??」






なんでか美村は、昔からカフェ・オレが好きで…


(かなり似合わないけど)


昔から飲み物を買わせられる時はカフェ・オレだった。







「おっ、覚えてんじゃんっ♪」





―その美村の笑顔に…






一瞬だけ!ときめいたりしてしまった…







「…おばあちゃんじゃあるまいし、覚えるよッ!
 あれだけ買わされたらさ~あ!!」





あたしは、それを隠すようにして言った。






「じゃ、早く買って来いよ」







「え~~~…うん~…」