この想い

瑛朔「ニコッ　そうか、2人に話してこよう」

龍に恭駕を一旦預け
私は下に居る創弥くんと蘭ちゃんの所に向かった

蘭「紗㮈ちゃん急にきてごめんね〜　この人がすぐ紗㮈ちゃんのところに行って出産祝いを渡したいって」

蘭ちゃんはいつも通りの綺麗な笑顔で
話をしてくれた

私がしっかりと話をしなきゃだよね

紗㮈「創弥くん蘭ちゃん聞いて欲しいことがあるの。私ね2人の息子だって知らずに恭弥くんと付き合ってたの。子どもはね恭弥くんとの子どもなの。お互い家のことが言えなくてきちんと話をしてこなかったからすれ違っちゃって連絡も取らずに実家に帰ってきた。だから恭弥くんは何も知らない私が勝手に産んだの。ごめんなさい」

私は2人に頭を下げた
少しの沈黙が何十分にも感じる