この想い

紗㮈「ううん。ちょっと昔のことを思い出して」

彗「嬢、坊は〜・・・」

彗さんはよく人を見てるからね
何にでもよく気がつく

紗㮈「うん。彗さんもお爺ちゃんも思ってる通りだと思う」

瑛「紗㮈、話したくないなら話さなくても良い。だが、瑛朔はお前のことを本当の娘のように思いここまで育ててきたんだ。可愛がってもいるし、心底心配もしている。いい機会だしきちんと話してやってはくれないかい?」

優しいお爺ちゃん。叔父さんのことも私のことも考えてくれての提案だろう
話すことが嫌なわけではない
きっと今回のことで全てバレてしまっていると思うし
ただ今後どうなっていくのが心配で・・・