創弥「待て。紗㮈に子どもがいるって?そんな話すら聞いてないぞ?」

瑛朔「そりゃ、紗㮈もみんなに黙っていてというもんで。その上丁度一年近く会合も無かっただからわざわざいうタイミングもなかったんですよ。」

蘭「そしてその子どもの父親が恭弥なの?なんでそう思うの?」

華「蘭ちゃん、紗㮈ちゃんの子どもの名前ね、恭駕くんっていうの。」

蘭「恭駕・・・・そんな。じゃ、私たち何も知らず紗㮈ちゃんに苦しい思いを・・・紗㮈ちゃんになんて言えばいいの」

蘭さんは泣いてしまった
蘭さんも紗㮈のことを自分の娘のように可愛がってくれていた
それに、子どもを出産するということもわかるからこそ涙が出るのだろう
創弥さんも困った顔をしている
俺もこの事実に困っているんだ