「始めまして〜私穏乃って言います〜」

「あっ、よろしくお願いいたします。私の名前はユ「夢ちゃんでしょ〜」え?そうです」

「やっぱり!可愛い〜こんな子と両思いなんて羨ましい〜!」

可愛い?両思い?羨ましい?

「穏乃ちゃん。彼は?」

彼?

「いるって…ほら!」

え?

彼女が指を指したところには私の初恋の人…光くんがいた

「嘘!何でっ…彼が?幻覚?」

「厳格じゃないよ?夢、光くんのことでなやんでいたでしょ?」

だから連れてきてもらった!

って軽々しく言うけど…

あぁーもう!頭が混乱して上手く整理できない!

「ほら!夢、光くんとお話してきなよ!」

「うん!」

私はすぐに光くんのいる場所に向かっていった

「久し振りだな…夢」

「久し振り…光くん」

いざ前にしてみると胸がドキドキ激しくなっている

「少しだけ時間くれるか?」

「うん。」

それからたくさん話した

近所の子供と一緒に遊んだ〜とか沢山…

だけど、話していくうちに時間は立っていく

もうそろそろ帰らなくちゃいけない時間だ…

まだ、光くんと話していたい

「あのね。光くん、私…私!」

「落ち着いて話せ。俺は居るから」



「うん!あのね、私光くんをふったよね?」

「あぁ…」

「なのにね、一回告白されたことがあったの」

「付き合った?」

「付き合ってないの…その気付いたの私、好きだったんだって」

告白されたとき光くんのときはドキッってしたのに違う人のときは逆に、ヒヤッってした

それが恋だって気付いた

「振られてもいいの!だから、伝えさせて」