家に帰ると靴が一つ並んでいた。
「お帰り~♪まゆっ!!」
「お姉ちゃん!!どうしたのっ!!」
「ゴールデンウィークだから、たまにはって思って。」
靴が並んでいたのは私の二十歳のお姉ちゃん、真央が帰って来ていたからだ。
「お姉ちゃん会いたかった!!」
そしていろいろ話した。
「光くんとはうまくいってんの?あんたたちいっつもケンカばっかだったじゃん。」
と、お姉ちゃんが言ってきた。
「うまくいってるよ。付き合ってるし。」
「えぇ~!!ウソ~!!」
「でも昨日ケンカした。」
「何で!?」
「別にいいじゃん。お姉ちゃんには関係ないじゃん。」
「でもこういう時ってメールはしておいた方がいいよ。後で後悔するかもよっ!!」

ご飯を楽しく食べて、お風呂にゆっくり入った後自分の部屋に行った。
「メールしてみるかっ。」
そして光にメールした。

光へ

私こそゴメン。

また月曜日一緒に学校行こうね。
まゆ

一分もしないうちに返事が帰って来た。

まゆへ

悪いのは俺だから。

まゆの気持ち全然分かってなかったし。

明日時間ある?

あるならPM12:00に俺んちの家の前に来て。


明日は空いてるから行くことにした。