僕の唇の触れる部分がバスロープを通しておらず彼女の素肌を感じた
彼女の腰にまわされ結ばれていた紐をゆっくり外すと、僕の唇は彼女の白い首筋
を這いながら胸の頂へと進む。右手は彼女の左胸を包み込む。

彼女の甘い吐息と、控えめな喘ぎが僕を尚更煽った。

左手はしっかり彼女の手に繋がれて、僕の唇の動きや手の動きに彼女は敏感に
しなやかな身体をくねらせる。
彼女の白い太腿に手をかけ敏感な部分に指を這わせると、吐息は乱れ、頬は
染まり瞳を潤ませ妖艶な女の顔になる。


脇腹からおへその部分に唇をすべらせて、彼女の右手がシーツを握りしめているのがみえた。彼女の手に僕の唇を近づけ、安心できるように優しくキスをした。

彼女は僕が与える刺激を受けているが、けして慣れているわけではないようだ。
そんな彼女が愛おしくて、時間を存分にかけて愛し合う。

優しくゆっくりと彼女を導き熱く蕩けさせるために。