父が とってもこわい顔で彼を睨んだ。 次の瞬間、信じられない事が起きた。 父がソファからいきなり立ち上がると、俊の頬に平手打ちを食らわせた。彼が少しだけよろめいて、それでも驚いた顔で立っていた 「パパ! 何をするの!? 俊、大丈夫?」 父が彼に向かって大声で怒鳴った。 「こいつは、お前を騙している男だ! 薫、お前はこいつに弄ばれて捨てられるんだ」 「パパ、それは違うのよ! あのね、・・」 俊が私の言葉を止めようとして、腕を伸ばし制止させた。