……髪の毛、長くても短くても色々言われるんだな。
それが分かって、結構辛かった。
「まああれだね、イベントたくさんあるからそれを活用しないと。」
「…何であんなたくさんあるんだろう。」
「合同になるなら仲良くなる機会が欲しいって生徒からの要望って聞いたよ。」
まずは来週行われるハイキングとバーベキュー
その他にも夏休みまでに毎月イベントがある。
ちょっと…、いや、だいぶ憂鬱かも。
芽衣と2人で話しながらお弁当を食べていると、足元でみゃあ、と聞こえた。
「え、」
「ん?あ!可愛い〜!!」
きゃああ!と声を抑えめにテンション上がってる芽衣は私の足元にいた子猫に手を振る。
「久しぶりだね!元気そう!」
しゃがんで指を鼻先に伸ばすと、くんくんと嗅いで指に顔を押しつけ始める。
「えー!可愛い〜!なに美奈、この子知ってるの?」
「前にパンやったの。その時はお腹空いてて心配だったんだけど…、今は元気そうで良かった。」
「そうなの〜、美奈にパンもらったの〜!」
デレデレしてる芽衣が私の側に来てそっと撫でる。
その子も嬉しいのか甘えるように芽衣と私に撫でられて、私たちはお弁当を忘れて時間の限り撫で回した。


