「あーぁ!負けちゃったー。あとちょっとだったのに!」
「強かったね。さすがにバレー部には勝てないもん。」
必死に喰らい付いたものの、勝ち上がった組にはバレー部がいるところが多くて、さっきの相手には2人いたみたいで、結構頑張ったんだけど、負けてしまった。
体育館の2階で休憩しながら下の試合を眺める。
「美奈、腕ほんとに大丈夫?」
「大丈夫だよ。ちょっと痛かったけど。」
少し赤くなってる腕を芽衣が痛そうな顔で見てる。
少しまだじんじんするけど、すぐに痛みもなくなると思う。
大丈夫大丈夫と芽衣に言って、歓声の上がってるところに行こうと誘ってみる。
その視線の先はうちのクラスだった。
「わっ!男子も勝ち進んでる!これ優勝できるんじゃない?」
「バスケ部多いの?うちのクラス」
「それは知らないけど、この応援の数はもう優勝以外なくない?」
確かに。と思いながら、応援団の隅に混じって観戦する。


