私たちのグループのところに戻ると楽しそうに火を起こしていた。
なかなかつかないようで、団扇を手にしている女子たちと薪を組み替えたりしてる男子たち
すでにお米も準備してあるから火がないと進まないみたい。
「むずくね!?こんなつかねーもん?」
「他もついてなさそうー。」
「ごめんねー、もうちょいだから!ついたら団扇よろしく!」
「頑張れー!気をつけてね!」
そんな難しいのか…と覗き込む。
そこには折れたマッチが数本転がっていて、折れてないやつもあるけど、火が消えてしまっている。
「難しいんだね。」
「薪に火がついてくれないの!」
「私たち団扇係も頑張らないと!」
そうなんだ。私やったことないから、分からないな。
ぼんやり眺めているとその時は急にきた。
「きたきた!扇げ扇げー!」
「もっともっと!貸して!」
「あははっ!いけいけ〜!」
男子に団扇が渡り、ものすごい勢いで風が送り込まれると火がだんだんと大きくなった。
そして、火が安定してついた時には、皆でハイタッチして盛り上がった。
「お腹空いてきた〜!」
無事に火が起こせて、目の前にはお肉がいっぱい並んでる。
「はいご飯〜!健くんと颯斗くんも山盛り?」
「うん、ありがとー。」
火が起こせたことに感動してるのか、男子は火を眺めて写真撮ったりしてる。
その横で肉の番をする私と芽衣
でも芽衣も一緒に写真に夢中だ。


