…これは大丈夫なのかな。
彼女たちが圧倒されすぎて歩くことすらままならない可能性もある。
「大丈夫?」
「ぅう…美奈ちゃん…。どうしよ、カッコ良すぎる。」
大丈夫、大丈夫と2人の背に手を回して、隣の芽衣に目を向ける。
…男子との会話は芽衣に任せよう。私は2人のサポートしなきゃ。
「わー!!気持ちいい!」
「芽衣ちゃん!美奈ちゃん!早くー!」
……そう意気込んでたんだけど、その必要はないみたい。
「話せないってなってたのに…。」
「あはは。そういうものじゃない?でも、こっちの方が私たちは楽だよ。」
「それはそうだけど。」
…羨ましい限りだ。
どうやら2人は結城くんたちと同じチームなのをじわじわと受け入れ、テンションが上がりきってるようだ。
他の男子2人と前をどんどん進んで行く。
そんな姿を見て尊敬しかない。
同時に女子って分かんないなぁ、と女子ながら思う。
「美奈、早く行こ。」
「置いてかれるよー。」
芽衣に手を引かれ、後ろからは健くんたちが私たちが行くのを待っていた。


