「2番だ。」
「2番誰!?誰でもイケメンだけど!」
静かにはしゃぎながら男子の2番を探す芽衣と2人が可愛くて笑っちゃう。
動かず教室内に散らばってる男子を見渡している私たち
あちこちから、わあ!と楽しそうな声が聞こえる中、「2番いる?」と芽衣が大きめの声で聞くと、
「あ!2番!あそこだ。」
1人の男子が気づいて、こちらへと向かって来る。
「えっ!?うそ!」
「っ私、死んじゃう…。」
「えっ?」
「大丈夫だって!」
芽衣が大丈夫、大丈夫言いながら他の2人を宥めているのを意味が分からず眺める。
「何?何か…?」
頭にはてなを浮かべながら芽衣に聞くと芽衣は前を指差して若干苦笑い
そっちに視線を向ければ、…納得した。
「うわ!芽衣ちゃんたちと一緒!?健(たける)マジサンキュー!」
「良かったね。あ、よろしくねー!」
目の前で手を振る、健くん、?
「っはぃ。」
2人は芽衣の背中に隠れて、なんなら若干私も盾にされている。
「私たちファンに恨まれないかなー。」
「いや!芽衣ちゃんたち恨むやついないだろ!」
「俺ら話してみたかったんだよな!」
圧強めに来るのは男子2人
…あとの2人は落ち着いている。
健くん、と…あの結城くんだ。
結城くんがチラリとこっちを見て微笑むと後ろの2人が「あぁぁぁっ…、」と崩れ落ちていくのを感じる。


