クロエさんは真っ黒なエプロンをつけ、大きな冷蔵庫から次々と食材を出し、無駄な動きなく料理の準備を始めた。
俺と七星さんがソファーにかけると、ちぃちゃんは出ていってしまった。
七星さんは、「オレ、ちぃ様に嫌われてるんスよね」と笑った。
「で、アオイさんは、何やってる人なんスか?
学生さん?それとも働いてる?」
「専門学生です」
「何系?デザイン?美容?音楽?」
「Webデザインをやってます」
「へぇー!すごい!
オレ、えいちてぃーえむえる?とか、かじってはみたけど全然ダメだった~」
「七星さんは、いつからクロエさんのアシスタントやってるんですか?」
「2年くらいかな?
オレ、クロエさんの写真大好きなんスよ。
で、押しまくって押しまくって、アシスタントにしてもらったんス。
掛け持ちで他でもやってるけど、一番の師匠はクロエさん」
七星さんは急に真剣な顔つきになって口元をキュっと結んだ。
本当にクロエさんの事を尊敬しているんだ。
「自分は写真の事って、よくわからないんですけど、すごい人なんですね」
「すごいっスよ!
クロエさんの学生時代の作品を学校で見て、もう、一目ぼれしたんス。
こんな人がOBにいたんだって知って、学校の先生にもいろいろ聞いちゃった。
どんな人だったかとか、学生時代の作品は他にもないのかとか。
学食では何を食べてたかとか。
知れることだったら、どんな事でも知りたくなっちゃって」
オレ、やばいっスねと言って、七星さんはまた歯を見せて笑った。
「クロエさん、七星さんのOBなんですか?
それなら俺も同じ学校です」
3人が同じ専門学校だとわかると、話は弾んだ。
クロエさんは憧れのカメラマンの母校という理由で入学し、七星さんも同じカメラマンに憧れて入学したらしい。
七星さんはそれを知って、更にクロエさんに運命を感じたと言う。
七星さんは年上だけど話しやすくて、もう聞いてしまおうと決めた。
俺と七星さんがソファーにかけると、ちぃちゃんは出ていってしまった。
七星さんは、「オレ、ちぃ様に嫌われてるんスよね」と笑った。
「で、アオイさんは、何やってる人なんスか?
学生さん?それとも働いてる?」
「専門学生です」
「何系?デザイン?美容?音楽?」
「Webデザインをやってます」
「へぇー!すごい!
オレ、えいちてぃーえむえる?とか、かじってはみたけど全然ダメだった~」
「七星さんは、いつからクロエさんのアシスタントやってるんですか?」
「2年くらいかな?
オレ、クロエさんの写真大好きなんスよ。
で、押しまくって押しまくって、アシスタントにしてもらったんス。
掛け持ちで他でもやってるけど、一番の師匠はクロエさん」
七星さんは急に真剣な顔つきになって口元をキュっと結んだ。
本当にクロエさんの事を尊敬しているんだ。
「自分は写真の事って、よくわからないんですけど、すごい人なんですね」
「すごいっスよ!
クロエさんの学生時代の作品を学校で見て、もう、一目ぼれしたんス。
こんな人がOBにいたんだって知って、学校の先生にもいろいろ聞いちゃった。
どんな人だったかとか、学生時代の作品は他にもないのかとか。
学食では何を食べてたかとか。
知れることだったら、どんな事でも知りたくなっちゃって」
オレ、やばいっスねと言って、七星さんはまた歯を見せて笑った。
「クロエさん、七星さんのOBなんですか?
それなら俺も同じ学校です」
3人が同じ専門学校だとわかると、話は弾んだ。
クロエさんは憧れのカメラマンの母校という理由で入学し、七星さんも同じカメラマンに憧れて入学したらしい。
七星さんはそれを知って、更にクロエさんに運命を感じたと言う。
七星さんは年上だけど話しやすくて、もう聞いてしまおうと決めた。


