俺、高橋大樹

「ねぇ、また振られてしもーたわ」

悲しそうに俺に話しかけてくる女子、芹沢朱音

落ち込んでいる彼女を慰めつつ俺は

(またか、、、、、―――よっしゃ。)

内心、めちゃくちゃ喜んでいる

そう、俺は朱音に長い長い片思いをしているのだ