「あ”ー、アイツ何組か聞いときゃよかったな」

俺は今、朝会ったばかりの宮本乃々花とかいう女を探している。

「まあまあ、九音。そんなにめんどくさがらないの。

 九音の大事な糧(カテ)になるかもでしょ」

「まあそうだけどな?めんどくせぇんだよ。女子寮ってのがなぁ…」

「しょうがないよね、九音がその子を糧にしたいって言ったんだから」

「お前だって興味あんだろ?乃々花に」

まあ正直な話、今までにないぐらい俺の好みの味だった。

あんな血、今まで生きてきた中で初めてだ。

「もちろん。だって九音が自ら糧にしたいって言ったのは初めてじゃない?」

「だな」

「「「「「キャアアアアアアアアア〜〜〜〜♡♡」」」」

「うっさ(ボソッ」

これだから女子寮とか嫌なんだよ

「こーら、そんな事言っちゃダメだよ?」

「あ”ーはいはい。

ところで、ここの女子寮に乃々花ってやついるか?」

とそこらにいたやつに適当に声をかける

「あ〜、いますよ。」

「呼んできてくれるかなニコッ」

「スーーはい!!」

なんか今全てを悟ったな、あの女。まあいいか。

〜数分後〜

「連れてきました!!」

「え、なにn…え?」

すごい困惑してるな…w

「よう、さっきぶりだな」