「ご案内しますね。」



…甘い匂いすごいな…
いい匂い。


カウンター席にご案内させても、ずっとその匂いは、昨日と同様続いてて。


気になったので、聞くことにした。



「あっ、あの!」



「…ん?」



「香水ってつけてますか?」



「……付けてないよ。」