海に、抱っこされてもらっていると、人が出てきた。
「海斗さん。こんにちはっす。何か御用ですか?」
海「あぁ、あいつらは上にいるか?」
「はい、全員揃っています」
海「そうか」
海が歩いて、建物の中に入った。
すると
『こんにちは』
たくさんの人が挨拶をした。
急だったため、肩がビクッと揺れてしまった。
海「大丈夫だ」
優「うん」
そのうちの一人が恐る恐る聞いてきた
「海斗さんの姫ですか」
海「あぁ。じゃ」
海はそう言って、階段を上って上に行った。
客間のドアを開けた。
見えた景色に見知った顔が少々。
海「遅れました」
優「ました」
そのまま、席に着こうとしたら
青「優、なんでいるんだい」
あれは、怒っているあおだ。
優「いやいや、海に連れてこられただけだし」
海「ということだ」
翠「優、ここがどこかわかってるの?」
優「知ってる。」
翠「なのに、なんで来たの」
優「海に連れてこられたから」
青「スルーしてきたけど、君らの関係は?返答次第で海斗殺すけど」
優「いやだな~。あお物騒だよ」
眼がマジだったよ。
海「あ゛、俺のもんだ」
翠青『ぶっ殺す』
優「物騒だね~。めんどくさいから、愁おさえつけて」
愁「はいはい」
こいつは、初代副総長。中谷愁(なかやしゅう)腹黒野郎だ。
愁「落ち着こうか、早くしねーと殴るよ黒笑」
相変わらずの腹黒さ。敵にまわしたくないね~。
今日、なんもないのに、よく全世代集まったな。
ガッシャ―ン
奇襲か。毒露あたりだろうな。
毒露は世界No4。汚い手で上がってきた族だ。
あいつら、平気で武器を使うからな。危険だ。
下「総長、毒露(どくろ)が奇襲をかけてきました」
翠「いくぞ、てめーら」
そういって、五代目は下に行った。
優「見物会と行こうか」
楽しみだな。
パット見、こっちが優勢だな。
(毒露の総長は、毒総と表します)
優勢だった。あの時まで
毒総「まだだ、こっちには、藤堂組がいるんだぞ。お願いします」
組の人間が、ぱっと見三百人ぐらい。
藤堂組は、銃も使うからな。
優「二代目から四代目手伝ってこい」
「御意」
二から四が下に行った。
初代は高みの見物のままだ。
しかし、初代総長が動いた。