【コミカライズ】それの何がいけませんの?

「いやはや、とてもお美しい」





 普段は飾り気の少ない純白のドレスに身を包んでいるためか、大分イメージが違って見えるらしい。

 欲に塗れた男どもの視線を遮りつつ、俺はエルビナを抱き寄せる。

 見せびらかしたい――――けれど誰にも見せたくない。全く相反する気持ちが共存することもあるのだと、俺は身を以て知った。





「まぁ……! ジェイデン様は、案外独占欲の強いお方なのですね?」



「そうだよ。知らなかった?」





 ほの黒い感情を乗せて微笑めば、エルビナは目を丸くして笑う。





「ええ。けれど、嬉しいです」





 ぴっとりと、寄り添いながら囁かれ、胸がグッと熱くなる。

 可愛い。

 彼女の頭に手を伸ばそうとしたその時だった。