「デザートで食べてくれるんじゃないんですか?」


「あぁ〜…クククッ。食べてもいいの?すんごく甘そうだね?」


「っ、……甘くしておきました。」


「じゃ10分だけ待ってて?速攻でお風呂済ませてくるから。」



パソコンを閉じるなり、お風呂場へと消えた難波さんに口角が上がる。


幸せすぎておぼつかない足取りでソファまでくると、そのまま横になった。


………と、記憶があるのはここまで。


次に目を覚ましたのは朝方で、時間を確認すると4時を回ったところだった。


え、もしかして寝ちゃった!??わたしから誘っておいて寝ちゃったの…!?……うわぁ、最悪だぁ。10分も待てなかったなんて。


隣でスヤスヤと眠る難波さんには心の底から申し訳なく思う。


ベッドまで運んでくれたことにさえ気づかないくらい爆睡してたっぽい。



「うぅ…っ、」



…仲直りのえっちしたかったのにぃ!!!


と1人布団の中で悶絶していると、難波さんの腕がお腹辺りに回ってきた。


あ、抱きしめられた…っ。