恋なんてした事がないから これが嫉妬なんて、全然分からなかった… 「なんで私が妬くのよ。」 「お前冷たかったし。それに…、それだったら嬉しーなと思って。」 !? え…? 嬉しい? どういう事だろう。 私を見る朔夜を見て ドキッとしたのが分かった。 「なに言ってんの。バカじゃんっ。」 そう言ったと同じタイミングで 私の線香花火が落ちていった。