家族が死んでから5日後、学校に登校し始めた。

青葉がふれあう音、どこからともなく聞こえる蝉の声。

笑顔を意識した。

意識しないと泣いてしまうから。


ーーーガラガラガラ

「みんな、久しぶり、、、」

空気がヒヤリとして視線が槍のようだった。

逃げたいと思う空間だった。

「みんな、何かあったの?

 、

 、

 、

 、

 、

 え?」

黒板には私の悪口で溢れていた。

「ねぇ、ともちゃんどういうこと?」