「笑わないでよ!」
「いや〜かわいいなと思ってさ」
「可愛くないし!」
「桜花ちゃんが、むすくれているところも
怒っているところも、もちろん笑って
いるところも可愛いね」
「揶揄わないでよ!」
「ごめんごめん」
「絶対ごめんって思ってないでしょ!」
「思ってるから、機嫌なおして」
雅がお願いのポーズをしながらこちらを
向いている。
「次揶揄ったら怒るから」
「うん。もうしない。
それで、お医者さんなんだけど僕の家の
お抱えのお医者さんがいるから、その人
でもいい?
あと、急ぐに越したことないから
今日呼ぼうと思うんだけど大丈夫?」
「うちのお抱えのお医者さんって
雅一体何者なのよ!」
「うーん。少し大きい会社の跡取りって
ところかな」
「雅のことがだんだん怖くなってきたよ」
「そんな怖がらないでよ。
なんも怖くないからさ」
そのニコニコの笑顔が怖さ満載なんですッ‼︎

