その時、クシュンとくしゃみの音が聞こえた。
雅がくしゃみをしたのだ。
よく見ると顔も赤い。
雅の額に手を当てると、熱があった。
「雅!酷い熱‼︎
私を助けるときに海に飛び込んだから...」
「大好きな姫様を守れたんだから、
これは名誉ある勲章だね。」
なんて、悠長なこと言ってるから
雅の手を引っ張って
「ほら、私の隣入って」
「そんなことしたら、桜花ちゃんに風邪が
うつっちゃうよ。」
「いいから、早く。」
無理やり私の隣に寝かせた。
「桜花ちゃんと一緒だと、あたたかいね」
なんていいながら雅は気づいたら寝ていた。
クマがうっすらできてるから、
寝不足もあったのかな...
雅の隣に寝ながら、こんな幸せな時間
初めてだななんて思いながら、
しばらくその時間を堪能していた。

