ー桜花サイドー
放課後は、炎舞の倉庫に行くって言われてた
から、朝バイクを停めた場所で葵のことを
待っていた。
「君に待っててもらえるなんて、嬉しいね」
「仕方ないじゃない。
逆らったらあなた何するかわからないし」
「そうだね。
出来るだけ穏やかにしたいね」
朝と同じように葵の後ろに乗り
葵につかまった。
「ここだよ、僕達の基地。」
そこは、荒れ果てたゲームセンター跡地
だった。
「ここ、使っていいの?」
「ちょっとコネがあってね」
そう言って、中に案内してくれた。
中に入ると、桜龍とは雰囲気が全く
違った。
温かくなく、冷たい感じ。
みんな殺伐としてる。
ーー怖い
それが私の第一印象だった。

